こんばんは大学院生です。
本日、後輩のエントリーシートを見る機会がありました。様々な事にチャレンジしている子で、エントリーシートに書くことはたくさんあるようでしたし、自信も持てていました。
ただ、内容が具体的でないことや、うまくアピールできていない箇所などがありました。これは、文字数の制限や、なかなか自分を推す文章を書かないことが原因かなと思いました。
エントリーシートの段階では決して落ちたくはありませんが、かと言って膨大な時間を割けるかというとそんなこともありませんし、かけたくもありません。しかし、良いエントリーシートを書くことは結果的に面接でもプラスに働くことでしょう。
そこで、今回のテーマは「良いエントリーシートを書こう!」です。
例えば、「弊社に入社したら、どの部署でどんな仕事がしたいですか?」というエントリーシートがあったとします。これはよく聞かれる質問でもありますが、僕はこの質問を以下の通りに分解し、解釈します。
①会社側の志望部署の把握
②なぜその部署に行きたいかの深堀
③その部署で何ができるか
④その結果として、何をもたらせるか
⑤会社の事をどれくらい知っているのか
⑥少し先の未来予測
解説します。
①新卒の場合、全員が同じ部署に配属されることもあると思いますが、今回はこんな事を質問してくるのですから、おそらく適性を判断した上で、部署を決めるのだと思います。あくまで予想ですがw
まあ、そんな裏事情もありそうだな なんて考えながら、書き進めましょう。姑息な僕は、みんながあまり知らない部署で書いたら、興味引くだろうななんて考えます。効果は知りません。
②これめっちゃ重要です。「なんとなく」の人も多いと思いますが。一生懸命深堀すれば、それっぽいことが出てきますよ。
例えば、「人事」をやりたいとします。(就活中の学生はなぜか人事をやりたがります。)もちろんなんとなくで選びました。
しかし、よく考えてみると、就活で面接をする中でそんな気持ちが生まれたことを思い出します。
なぜ就活中に人事をやりたくなったのでしょうか。鋭い質問を受けて、人事の人がすごいなと思ったのかもしれませんし、就活で苦労して人事の人なんかいいなぁと思ったのかもしれませんし、一番会う機会が多いので人事の人柄にひかれたことが要因かもしれません。
では人事の人柄に惹かれたとして、それがなぜ人事やりたいに繋がったのでしょうか。
的な感じで繰り返してください。で、そのあとに会社のことを調べまくり、人事に関する情報をできるだけ集めてください。
原体験+情報で深掘りは完璧になります。
③ ②の最後で部署のことを調べ、何をやっているかを把握しましたら、そこで自分が何をできるのかを考えましょう。過去の自分と現在の自分に対する自己分析がしっかりできていれば問題はないはずです。
やってること できること したいこと
この3つを書き出してみるといいかもしれません。
④入りたい、やりたいだけではダメですので、その結果として自分はどんな価値を生み出せるのかを考えてみましょう。ここは抽象度が高くなってしまいますが、まあ仕方ないです。
⑤ここまでやれば会社には、あなたが一生懸命調べたことが伝わるはずです。少なくとも、説明会で〇〇さんがこのように言っていて〜という、一見しっかり書いているようなものよりはましになります。
⑥アクセントに未来予測をいれておきましょう。将来的にこうなるだろうから、これをしていきたいみたいな話をいれられるともう完璧です。
とまあ、こんな感じで進めていくと、自然と会社の分析もできており、一石二鳥です。時間はそこそこかかりますが、その分メリットはあると感じています。
で、ポイントはいきなり書き始めないことです。書く前にアウトラインとかストーリーを考えましょう。要は流れですね。それさえ決まれば、パーツはもうできているので簡単です。
一度まとめると、①質問の要点を考える ②それに対し回答していく ③書くためのストーリーを考える ④実際に書く これさえできれば完璧なのではないでしょうか。
小技としては、接続語とかをしっかり使ってみてください。
〜〜〜ました。〜〜〜ました。
よりかは、
〜〜〜ました。なので、〜〜〜ました。の方がいいですよね。って話です。